2010年04月28日
CheyTac改修
すげいどうでもいいですが,東方サバゲ本を描きたいですなあ。幻想化したトイガン/トイガンメーカー限定で…。東方ファンは若い方が多いので,カエルの卵みたいなチューブマガジンを腕に巻いて突撃する人とか,か~る君のパンプアップのし過ぎで即安全弁からガス抜ける人や,KG9を無理やりM16に改造する人など完全なおっさんホイホイ(というか私だってエアガン買える年齢になった時にはとっくに電動全盛だったので,リアルタイム世代ではないのですが)と化しそうですが,でも「幻想化」というオブラートに包んで今は確実に出来ないネタの話を描けるのはかなり魅力的ですね。ミリブロで書く話じゃないか。
さてFPG話をしたいところなんですが,最近サバゲに投入できるようになったCheyTacM200話など。
この銃,日本語だと「チェイタック」「シャイタック」二つあって安定しないんですが,もともと「シャイアン・タクティカル」を縮めた言葉らしいので一応シャイタックが正しいらしい…です。でも単語見たらチェイタックというのも無理はないと思うんですが。ここでは大抵「CheyTac」と表記します。
最近UFCからも安くなって再登場しましたし,ARES版のを投げ出した人のを中古で入手する人なんかも結構増えているようです。なんかよく分からんですが検索ワードでもやたらCheyTacでくる人が多いですね。The Shooter効果かAngel Beats!効果か…あの作画でCheyTacと分かるのは相当なモンだと思いますが…まあともかく,そんな訳で調整方を時々聞かれるので,自分が何をやったかをちょっとだけ。
というか私にあんまし聞かれても困るんですけどね。エアガン改造屋じゃなくて萌え豚ですよ私は。
さてFPG話をしたいところなんですが,最近サバゲに投入できるようになったCheyTacM200話など。
この銃,日本語だと「チェイタック」「シャイタック」二つあって安定しないんですが,もともと「シャイアン・タクティカル」を縮めた言葉らしいので一応シャイタックが正しいらしい…です。でも単語見たらチェイタックというのも無理はないと思うんですが。ここでは大抵「CheyTac」と表記します。
最近UFCからも安くなって再登場しましたし,ARES版のを投げ出した人のを中古で入手する人なんかも結構増えているようです。なんかよく分からんですが検索ワードでもやたらCheyTacでくる人が多いですね。The Shooter効果かAngel Beats!効果か…あの作画でCheyTacと分かるのは相当なモンだと思いますが…まあともかく,そんな訳で調整方を時々聞かれるので,自分が何をやったかをちょっとだけ。
というか私にあんまし聞かれても困るんですけどね。エアガン改造屋じゃなくて萌え豚ですよ私は。
まず使うシリンダはエアコッキング版を使います。ガスのコッキングの軽さは魅力的なんですけど,初速が安定せず,上限値を法規制内におさめると普段の気温で結構残念な事になるのと,装弾数が23発なのでスペアマガジンの入手が難しいこの銃だといまいちです。お座敷銃にしても,ボルトストロークが2,3cm程度しかなくて泣けますし。
CheyTacはマガジン位置を実銃同様に作っているので,後ろのかなり狭い範囲にシリンダが詰まっています。そのためVSR-10などに比べると長くてしなやかなスプリングを使うことが出来ず,この点不利です。
私はLayLax製のちょっと固いスプリング(120だったかな?)を入手して,切断して使用しています。この時長めに切って,圧縮しながら苦労して入れるくらいがいいっぽいです。0.5巻ずつくらいカットしつつ試します。
シリンダはいいとして,バレルも問題です。長すぎ。800mm以上あります。
これは海外版ならではなんですかね。ガスのシリンダーで,充分な吐出量を確保して撃つとかなりの初速になり,完全に準空気銃になってしまいます。。逆にエアコッキングだとバレルが長すぎて初速を引き下げてしまっている様子。
という訳でバレル短くしましょう。チャンバーもバレルも東京マルイのものが流用できます。高いやつは必要ないので,電動ガンのM16A2用の銃身をジャンクで買ってきました(500円くらいでした)。チャンバーパッキンは東京マルイの純正品です。私のは買った時点でチャンバーパッキン斜めになってたりしました。最初はVSR-10のバレル移植してたんですが,電動のがイイですね。
バレルを取り付けるのですが,CheyTacはチャンバー部分と,バレル根元側のバレルスペーサー,最後にマズルブレーキの付け根の3点で保持しています。バレルが短くなるとマズルブレーキまで届かずに2点保持になってしまい,アウターバレルの中でバレルが振動してしまいます。そこで,バレルスペーサーを作りましょう。
ビニテ手巻きで。
ビニテかよ!と言われそうですが,いやいや…微調整しながら芯出しできるし手軽だし,捨てたもんじゃないんですよ…。めんどくさくないし…。フルスクラッチで馬鹿銃作る時は私は大抵こうしてます。
ただ,これやると銃の組立て時がちょっとめんどくさくなるんで注意です。(インナーバレルの銃口側にスペーサーがくっついちゃってるので,先にインナーバレルを組み込んでおかないと組みつけられなくなります)
さて,これでいいかというとまたちょっと問題が出てしまいました。もともとマズルブレーキの根っこでインナーバレルを抑えているので,マズルブレーキの内径がギリギリなんですよね。7,8mmしかありません。バレル保持用のOリングなんかもついているので,どうしてもマズルブレーキにBB弾が掠ってしまうことがあります。そうするとかなり致命的な弾道になります。
これについては解決方法を色々考えたのですが…オリジナルに戻すために内径の大きいマズルブレーキを新造するとかもいいかもしれません。卓上旋盤があれば自作は可能に思えます。
まあ私はめんどいからドリルで拡張したんですけどね(^q^)
ホームセンターとかに売ってる鉄鋼用のφ10程度のドリルを使って,ガリゴリ削ります。材質はアルミなんですが,流石にこういう削り方だと変につっこむと刃がロックしちゃうので注意しましょう。
私がいまのところやってるのはこんな所です。何回かサバイバルゲームに持って行きましたが,まあこの程度の改造でも,なんとか普通のエアコッキングライフル程度にはなるかなあと。(次世代SOPMODとかに余裕で負けてるのが泣けますが)初速は95m/sくらいで安定してたんですが,こないだ測ったらなんか80m/s代まで落ち込んでました。バネ調整しなくちゃですな。
よく言われるエアガン本体の剛性という点で言えば,全部金属の塊で相当頑丈なので,それぞれの手を入れたところをもっと丁寧にやれば,ずっとよくなると思います。私なんかはバレルスペーサーはビニールテープだわ,スプリングはニッパー+ハンマーで叩き切って処理もしないわ,バレルはジャンクだわで散々ですw
ただまあ,シリンダの形はもうどうしようもないんですよね。そういう意味ではカッチリ手を入れたガスシリンダー仕様の方が,トイガンの性能としての伸び代はあるのかもしれません。個人的には実射性能はどうでもいいんでライブカートにしたいくらいなんですけどもw
外観面で今後手を入れたいところは
・専用サイレンサー
・螺旋フルート入りボルトの再現
・NightForce製スコープの装備
・PVS-14用アイピースマウント
この辺りですかね。特にサイレンサーとナイトフォースのスコープは欲しいなあ。どっかモデルアップしないもんじゃろか…
こっから先は完全趣味ですが,例のDIYしたサーマルサイト。
知人から「レールの悲鳴が聞こえる」「見ているだけで不安になるアンバランスさ」などと散々な言われようで,しかも実際の装備にこんな変な形のサーマルサイトがないのでコスプレ的にも使う気にならず,最近はMP7の上に付けて茂みに隠れてる人を燻り出すという完全な嫌がらせ用装備と化していたのですが,これは正面のレンズシールドを取っ払うとかっこいいゲルマニウムレンズが出てくるらしい。
さすがに今の状態では見た目がひどすぎるので,90年代の米軍のゆめ装備,PAS-19辺りの形にデッチ上げられないかなあ…と思案CHUです。かっこいいですよねPAS-19。ちょっと昔のランドウォーリアーの写真とか見ると,M4の上にこれ付けてて見るかに不安になる形してて素敵です。ランドウォーリアお得意のモニタゴーグルも,先日のラジコン兵器での物資が転用できそうですしね。
CheyTacはマガジン位置を実銃同様に作っているので,後ろのかなり狭い範囲にシリンダが詰まっています。そのためVSR-10などに比べると長くてしなやかなスプリングを使うことが出来ず,この点不利です。
私はLayLax製のちょっと固いスプリング(120だったかな?)を入手して,切断して使用しています。この時長めに切って,圧縮しながら苦労して入れるくらいがいいっぽいです。0.5巻ずつくらいカットしつつ試します。
シリンダはいいとして,バレルも問題です。長すぎ。800mm以上あります。
これは海外版ならではなんですかね。ガスのシリンダーで,充分な吐出量を確保して撃つとかなりの初速になり,完全に準空気銃になってしまいます。。逆にエアコッキングだとバレルが長すぎて初速を引き下げてしまっている様子。
という訳でバレル短くしましょう。チャンバーもバレルも東京マルイのものが流用できます。高いやつは必要ないので,電動ガンのM16A2用の銃身をジャンクで買ってきました(500円くらいでした)。チャンバーパッキンは東京マルイの純正品です。私のは買った時点でチャンバーパッキン斜めになってたりしました。最初はVSR-10のバレル移植してたんですが,電動のがイイですね。
バレルを取り付けるのですが,CheyTacはチャンバー部分と,バレル根元側のバレルスペーサー,最後にマズルブレーキの付け根の3点で保持しています。バレルが短くなるとマズルブレーキまで届かずに2点保持になってしまい,アウターバレルの中でバレルが振動してしまいます。そこで,バレルスペーサーを作りましょう。
ビニテ手巻きで。
ビニテかよ!と言われそうですが,いやいや…微調整しながら芯出しできるし手軽だし,捨てたもんじゃないんですよ…。めんどくさくないし…。フルスクラッチで馬鹿銃作る時は私は大抵こうしてます。
ただ,これやると銃の組立て時がちょっとめんどくさくなるんで注意です。(インナーバレルの銃口側にスペーサーがくっついちゃってるので,先にインナーバレルを組み込んでおかないと組みつけられなくなります)
さて,これでいいかというとまたちょっと問題が出てしまいました。もともとマズルブレーキの根っこでインナーバレルを抑えているので,マズルブレーキの内径がギリギリなんですよね。7,8mmしかありません。バレル保持用のOリングなんかもついているので,どうしてもマズルブレーキにBB弾が掠ってしまうことがあります。そうするとかなり致命的な弾道になります。
これについては解決方法を色々考えたのですが…オリジナルに戻すために内径の大きいマズルブレーキを新造するとかもいいかもしれません。卓上旋盤があれば自作は可能に思えます。
まあ私はめんどいからドリルで拡張したんですけどね(^q^)
ホームセンターとかに売ってる鉄鋼用のφ10程度のドリルを使って,ガリゴリ削ります。材質はアルミなんですが,流石にこういう削り方だと変につっこむと刃がロックしちゃうので注意しましょう。
私がいまのところやってるのはこんな所です。何回かサバイバルゲームに持って行きましたが,まあこの程度の改造でも,なんとか普通のエアコッキングライフル程度にはなるかなあと。(次世代SOPMODとかに余裕で負けてるのが泣けますが)初速は95m/sくらいで安定してたんですが,こないだ測ったらなんか80m/s代まで落ち込んでました。バネ調整しなくちゃですな。
よく言われるエアガン本体の剛性という点で言えば,全部金属の塊で相当頑丈なので,それぞれの手を入れたところをもっと丁寧にやれば,ずっとよくなると思います。私なんかはバレルスペーサーはビニールテープだわ,スプリングはニッパー+ハンマーで叩き切って処理もしないわ,バレルはジャンクだわで散々ですw
ただまあ,シリンダの形はもうどうしようもないんですよね。そういう意味ではカッチリ手を入れたガスシリンダー仕様の方が,トイガンの性能としての伸び代はあるのかもしれません。個人的には実射性能はどうでもいいんでライブカートにしたいくらいなんですけどもw
外観面で今後手を入れたいところは
・専用サイレンサー
・螺旋フルート入りボルトの再現
・NightForce製スコープの装備
・PVS-14用アイピースマウント
この辺りですかね。特にサイレンサーとナイトフォースのスコープは欲しいなあ。どっかモデルアップしないもんじゃろか…
こっから先は完全趣味ですが,例のDIYしたサーマルサイト。
知人から「レールの悲鳴が聞こえる」「見ているだけで不安になるアンバランスさ」などと散々な言われようで,しかも実際の装備にこんな変な形のサーマルサイトがないのでコスプレ的にも使う気にならず,最近はMP7の上に付けて茂みに隠れてる人を燻り出すという完全な嫌がらせ用装備と化していたのですが,これは正面のレンズシールドを取っ払うとかっこいいゲルマニウムレンズが出てくるらしい。
さすがに今の状態では見た目がひどすぎるので,90年代の米軍のゆめ装備,PAS-19辺りの形にデッチ上げられないかなあ…と思案CHUです。かっこいいですよねPAS-19。ちょっと昔のランドウォーリアーの写真とか見ると,M4の上にこれ付けてて見るかに不安になる形してて素敵です。ランドウォーリアお得意のモニタゴーグルも,先日のラジコン兵器での物資が転用できそうですしね。
ミニ電動ガンはオリジナルの特徴をしっかり活かしたデフォルメしてるからなあ…一緒にしたらマルイの人泣きますよw
M200の購入レポート、大変参考になりました。
私は8mのお座敷レンジ派なのですが、購入したM200はエアコッキングだとそこそこ使えるのですが、H134aのガスオペレーションだと初速が低くてどうにもなりません。
レッドガスだとなんとかエアコッキングと同じゼロインで着弾します。
Blogの記事を拝見すると、EXCELさんは安定はしないもののガスでも初速の向上に成功されているようにお見受けしました。
ハンマーが落ちた際のガスの吐出量の調整方法などをご存知でしたら、もし差し支えなければご教授いただけないでしょうか?
おそらくそちらは国内流通モデルを購入されたんではないでしょうか。私は国内流通の30万オーバーはさすがにどうかなーと思ったので,個人輸入しました。
初速などは日本仕様にして発送するという話だったし,初速チェックシートもついてきたのですが,マガジン入れ間違えたんだかなんなんだか知りませんがとんでもない初速(2Jくらい)で即封印した次第です(^^; そんな訳でガス側の調整は全然してない,というかマガジンバルブも排除してあります。危ないので('A`;)
なのでまあ,どうしてもやるのならいったん海外仕様とおなじバルブにして,そのあとでバルブ部かノズル部あたりで流露を絞ってやるのがいいんではないですかね。あまり適当な事は言いたくないですが…。
ご指摘の通り、STARブランドで11万前後で再販された日本使用向けデチューンモデルを入手いたしました。
2Jはさすがに洒落にならないですね。
私が購入したのは別の所ですが、エチゴヤさん取り扱いのSTAR版は入荷後に一旦販売が休止され、ガス用ボルトとマガジンをオミットしてエアコッキングオンリーの販売になりましたのでSTAR版のガス駆動時の低初速は仕様なのかもしれません。
(確かに規制値は超えないのですが)
私はCall of Duty MW2に登場したM200風にしたかったのでサイレンサーを付けてみました。
http://worldlydesires.militaryblog.jp/e134324.html
LaylaxのG36C用サイレンサーアタッチメントの外周にマスキングテープを1巻き半すると、M200のハイダーを外したアウターバレル先端にハイダー代わりにねじ込めます。
アタッチメントの、本来G36Cのアウターバレルにねじ込む内周とはインナーバレルに遊びが出ますが、Excelさんはインナーバレルの芯出しをビニールテープでされていらしゃるのでBB弾の入/出口の径が大きいサイレンサーなら同じ方法で精度を維持しつつお使いになれるのではないでしょうか?
ARESのシャイタックでそれをやると、バルブ解放スプリングのテンションが下がってしまう(あの横方向の棒がスプリングテンションを高くする役割を持っています)ので、初速が30m/sくらいまで落ちたりしますね(笑)