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Posted by ミリタリーブログ  at 

2009年02月21日

ゲパードM1


 夏コミ申込みました。またリリカルなのはジャンルだよ!あーもう月49800円くらいで延々とヴィータとちゅっちゅしてる幻想に取り囲まれるVRをイスラエル辺りで実用化してくれないかなあ…。

 趣味柄、鉄砲や戦車の絵などもたくさん描いてますが、「魔法少女と魔法の杖」とかも銃器類と同じくらい奥深いものはあります。ただ銃や装備はハンドガードの放熱孔の数が違うとか、パンター戦車のOVMが戦線の時代に合ってないとか、武装SSの野戦服と国防軍の野戦服の違いとか、泣ける資料考証で人生オワタになりかけますが、そういった点では資料性とか気にしなくていいので素敵ですね。(さすがに髪型とか変えちゃうとまずいですけど)

 リリカルなのはといえば、あの魔法少女勢力とSEALsの人たちが殴りあうというお話をちょっと前に描きました。後編描いてなくて現在進行形で急かされてるのですが、SEALs側の装備でえらい悩んだ覚えがあります。「海底に沈んだ超でかい宇宙船に乗り込んでCQBやる人の服」ってなんでしょうね(^q^

 日記漁ってたらちょい懐かしい写真など出てきたので更新デス。


 以前後楽園遊園地でヘルシングの傭兵コスプレを集めるという話になって作った、ゲパードM1対物ライフルです。コスプレ用なのでBB弾の発射昨日などはありませんが、まあ構造が単純なのですぐ組み込めそうですね。トンプソンコンテンダーとか即入れられそうです。ちなみに「ああ!ファントムオブインフェルのの…」というとインフェル辺りまで発言した時点で尻子玉を抜かれるともっぱらの噂です\(^o^)/

 私はコスプレ事情にはあまり詳しくないのですが、当時ヘルシングは大人気で黄色いヒトラーユーゲンドなど独創的な(…としか言い様がない…わかってくれキバヤシィィ!)衣装が印象的でした。ユン&ヤン兄弟に壊滅させられた後の傭兵部隊をやろう!という話になった訳です。


 装備類はちゃんと写真が残ってなくてアレなんですが、
・英軍パンツ
・どっかのODジャケット
・腰周りに英軍P58
・ブーニーハットにスマイリーマーク

 …などで組み立てました。内戦イベントなんかもそうですが、装備組み立てる時に「なんでこうなったか」のストーリーを考えるのが一番楽しいですなあ(´ワ`

 が、銃が問題です。AKも芸がないし、西側の銃は今ひとつ。L85は使わないだろうし(大体その時はLSかアリイのキットを探す他手は無かった)、東側で誰がみても尖ってると思えるもの…


 (↑実銃)という訳で私が考えたのがゲパードM1のフルスクラッチでした。形単純だし、いけるでしょと思った訳です。


 ゲパードM1・アンチマテリアルライフルはハンガリー製の銃です。使用弾薬は12.7*108の他に12.7*99など複数の弾薬にコンバート可能だった模様。現在ではM6まで作られています。

 M1ライフルはグリップごとボルトアッセンブリーをレシーバーから取り外して、直接弾を取り付けてチェンバーに装填する仕組みで、単発式でした。M2以降自動装填化やボルトアクションなどが出ているようですが、このM1方式は後には引き継がれていません。精度の上ではメリットがあるように思えますが、

・運用上の要求が変わった
・単発のデメリットを押しやるほど精度上のメリットが出なかった

 あたりなのかなあと思ってます。

M6なんかはプロモビデオがアップされてるんですね。
http://www.youtube.com/watch?v=DkDxUy7F0Ig
おそろしー('A`) ムービーを見るとロングリコイル・オペレートの銃らしい特徴的な動き方をしていてかっこよすですなあ。


 さて、フルスクラッチでは殆ど全部塩ビ管などで作られているので、強度はゲロカスです。この手のものをフルスクラッチする人は強度的な無理がよく分かっているのでそーっと扱うのですが、レイヤー系の方は案の定グリップをへし折りました(笑)。グリップはグラインダーで木から削り出したので、強度的な無理がボルト側にいってしまったという訳です。


 ゲパードはマイナーメジャーみたいな存在なのでちょっとしたガンマニアなら皆知っているという感じですが、当たり前ですがヘルシングコスプレの人はそうでは無いので、単にでっかいてっぽうと言う感じでした。泣けます(つД∩


 たまたまこの公式イベントに重なった日程で後楽園に来ていた運の悪い家族連れが、「ママーでっかいてっぽー持った人がいるー!」と叫んでました。ごめんね、社会不適合者でごめんね('A`)  写真の顔とか、この年齢ながらにこの嫌悪感はなかなか出せるもんじゃないです。ディモールト・グーとしかいいようがない・・・。

 ちなみに実際に作るために調べてみると、M1はトライポットで本体を支える(グリップの前にあるのが三本目の脚です)部分の長さをネジ式で調整して仰俯角の微調整を取る事ができることなど、狙撃銃としてかなり本気を狙ってたところが見受けられます。M6でも命中精度を売りにしてるようなプロモのワンシーンがあるので、なかなか素晴らしい精度をもってるのかもしれませんね。興味深いライフルです。当時大口径レンズのスコープもってなかったのが悔やまれます。

 また、この銃はその後とあるビジュアル系バンドのプロモ用に引き取られていったのですが、それはまた別のお話という事で。もったいないっつー人も結構居ましたが、軽機関銃クラスでも部屋手一杯なのに対物ライフルサイズは完全な嫌がらせのレベルです('A`) おけねえええ!  


Posted by EXCEL  at 15:52Comments(10)装備品