スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2009年05月31日

CheyTac改修


はひー、という訳でとりあえずなんとかCheyTac M200を撃てる銃にできました(´∀`; 

 まあまだちゃんとレンジとかで撃ってないので思わぬ駄癖が出る可能性も否めないんですが…ただ箱出しの状態だと危なくて撃てない(※ガス)かギャグ(エアコッキング)かの二択という感じだったので、まあそれよりは多分マシ…ですかね。元々エアガンとしての性能を追求するようなモデルじゃないのですが、まあ最低限の部分はという事で。



 分解すると、長いインナーバレルが出てきます。大体800mmあり、電動PSG-1用の600mm弱のインナーバレルなどに比べても随分と長いようです。あまりパーツにコダワリは無いのでマルイ純正のジャンクバレルなどでいいやと思っていたのですが、ここまで長いと流用が利きません。

 また、タナカ式のガスボルトアクションと、VSR-10系列のエアコッキングボルトアクションのコンバーチブルモデルである事は前回のブログでも触れましたが、このことからボルトの全長をリアルサイズにする必要があり、エアコッキングのボルトはVSR-10などと比べてシリンダー容積が小さくなっています。

 バレルの長さに対してシリンダーが小さすぎるのですね。従ってエアコッキングの時は長すぎるバレルが弾速にブレーキをかけ、ガス作動の時はマガジンを暖めた時にとてつもなく加速してしまい危険な程の初速になるようです。あくまで推測ですが。実験的な確認は行っていません。

 まあともかく、この長い真鍮製インナーバレルは放棄して、VSR-10純正のアルミ製バレルを流用しました。長さは純正の800mmから比べると長さが半分近くになりますが、エアコッキングの際はかなり初速が上がり(※ノーマルだと60m/sちょっとくらいです)、ガス作動時は危険な出力が下がってくれます。

今はエアコッキングモードでこんな感じです。

 ただ問題はシャイタックのインナーバレルの固定はチャンバー部、バレル中央のブッシング、そしてマズルブレーキ部で、インナーバレルを短縮化するとマズルブレーキに届きません。マズルブレーキ内はかなりタイトなので発射時にバレルのビビリが起きて弾道がぶれると、マズルブレーキに衝突して弾が粉々になってしまいます。

 まあ今回は安上がりなDIY的方法という事で、バレルの先端にビニールテープを巻いてアウターバレル内径にぴったり合わせてスペーサーの代用としました。一応芯は出ているので、ちゃんとマズルブレーキを通過してくれているようです。

 チャンバーパッキンもそのままVSR-10純正を少し加工して流用です。スプリングも径は同じなので、PDIの110スプリングの全長を切り詰めて中に入れました。

 あれ、要するにこれはVSR-10なのでは…。 マルイの箱出しは凄いなあ、なんで皆さんその上でさらにカスタムとかするんでしょうか…恐ろしいです、恐ろしいです('A`)


 とりあえずはその程度の単純な加工で、かなり真っ直ぐ弾が飛ぶようになりました。物自体はかなり単純な構造ですし、全体的に頑丈なので射撃のプラットフォームとしてはいいのかもしれません。


 UFCから正規輸入で販売開始と今月号のGUN誌に掲載されていましたが、ガス周りとかの調整はどうなっているのかなあ(´Д`;ノーマルのまんまだととても危ないですね。ちなみに文章側で「.50キャリバーのロング・レンジ・ライフルだ」、掲載写真ではマガジンの上に.308の薬莢が7発(一応装填数は実銃をイメージしたんでしょうか)など正にごっちゃになっていますw 流石に.408のカートリッジは撮影用とはいえ調達が難しそうですね。

 集弾とか見たいんですが、MC☆あくしずの原稿描かないといかんのでとりあえずおあずけ状態です…。モジュラースナイパーデーターブックとか、ACI(Angle Cosine Indicator、狙撃銃用の角度計)とかを頼んでいるので、そこらへんを楽しみにして6月上旬を生き延びるしかありません/(^o^)\  


Posted by EXCEL  at 12:20Comments(2)トイガン