2009年02月24日
でかいM16
メタルスラッグのフィオ・ジェルミ。未だにNEOGEO ROMのメタスラ3は大切にしてます。4、5もありますが、やると変わり果てた姿に色々泣けてきます(つД∩グスン
ヒストリカルゲームのバカラチオン作戦に参加してきました。みなさんお疲れ様でした。非常に楽しいひとときを楽しめました。やっぱりネタ仕込みが好きなクチだとヒストリカル要素のあるゲームの方が楽しめますなあ。しかし改めて装備系の奥深さに触れられました。もっと勉強しなければ。
(ちなみに私は真ん中のMG42銃手)
特に今回ラストは赤軍濁流プレイを実施。双方弾を抜いた銃を持ち、赤軍の突撃に対して只管ドイツ軍が阻止火線を張る(フリをする)のです。赤軍兵士はオイシイ!と思った瞬間に死ぬのですが、赤軍全員的においしすぎたらしく、塹壕にたどり着く前に全員死にました。
(射殺したSS兵士から追剥ぎをする鬼畜な赤軍歩兵)
…その後死体は起き上がり、塹壕戦闘も無事行えました。赤軍怖ええ。とりあえず私としては煙(※煙幕炊いた)の奥から次々と現れるロシア兵が、反動で踊るMG42の照星の向こうでバタバタと倒れ、隣では弾薬手の手で踊るベルトリンク…というシーンができたので、もう思い残すことはありません。ショウエイのMG42はBB弾撃つためにある銃じゃないですなアレは。
さて、そんなわけでヒストリカルゲームで作成したネタ武器話です。
M16ガンマウントです。作り手の都合でM2が2丁に減らされているのでM15ガンマウントと言うべきかもしれません(でも開発過程は2丁だったんですよ)…。元はWW2の最中に登場した対空用の動力銃座です。
(↑実物です)
50口径のM2重機関銃を4つ搭載し、光学照準器とガンナーシートを装甲板で覆って動力化したという代物で、ハーフトラックの後部に搭載されたり、その後も銃を20mmに交換したり。自衛隊でも使ってますね。正確にはこの銃架ユニットをM45機関銃架というらしいです。
よく"スカイクリーナー"と呼ばれてますが、これタミヤが付けた名前らしいですな。響きが綺麗で大好きです。WW2では微妙に影が薄いですが、続く朝鮮戦争では対地掃射に威力を発揮しました。中国人民志願軍の突撃に対して阻止射撃を加え、"ミートチョッパー"(挽肉製造器)と渾名が付きました。こえーこわすぎる。50口径を最大で毎分2200発射撃可能で、撃たれる歩兵からすると悪夢以外の何者でもありません。
ちなみに朝鮮戦争投入のモデルはよく装甲板に虎の顔が描いてあるのですが、理由が「朝鮮人は虎を怖がるらしいから」とか聞きました。単なる方便っぽいですが、50口径が4つも積まれた動力銃座の時点でどう考えても虎より怖い気がしますが…メリケンさんの考える事は時々よくわかりません。
さて、これは現用ヒストリカルゲームイベント、ボスニア内戦ゲームで使用しました。
・時代と土地からして大いにありうること
・恋はインパクト
・おいしいやられ方が出来そう
という条件に加えて、形が単純だしいけるっしょと思った訳です(またそれか)。参加時は私は大学生で、基本的にアホの子だったので、特に何も考えずに勝手に春休みで無人になった部室錬の廊下を占拠して作っていました。ごめんね、社会不適合者でごめんね('A`)
基本構造は事務用の回転椅子を装甲化し、
やっつけ製作のM2を二基積んだ感じです。ゲーム中はゾックなどと呼ばれていました('A`)緑色に塗りすぎた…。
M2の中には電動MP5を左右に内臓していました。要するにMP5の外装カスタムという事になります。
一応ガナーの顔部分にある装甲板は実物同様前面に倒せるようにはなっていましたが、照準器は無し。当日はダミーバレル内部でMP5の弾が乱反射し、近くの英軍の頭を撃ち抜くなどのトラブル(トラブルで済ましていいのか)がありましたが、まあそこそこ稼動しました。
実は私はクロアチア勢力でこの銃座を運用するつもりだったのですが、巨大過ぎてクロアチア陣地まで運べないという致命的欠点が明らかになり、急遽国連側参加になった悲しい過去があります。
ボスニア内戦の細かい話は是非皆さんにも調べてもらいたいところですが、セルビア勢力からするとこの装甲に覆われた国連軍のバカというのはかなり狙い甲斐のあるターゲットとなり、「装甲板の隙間を狙撃して銃手を排除する」というシチュエーションが出来るために一人スナイパー通りと化しました。
どうみても「エネミー・ライン」のジャージマンな人に何回も何回も射殺されたりなど、かなり楽しいゲームを楽しめた次第です。私は撃つ側だったのでわかんなかったのですが、相対する側からすると、こういう銃座がスルスルと回転して自分に照準を合わせてくるというのはかなりイカしたシチュエーションだったとの事。うーむ私もそれ経験したかったです。
お勤めを果たした後は、無事にマシェットで粉砕されて粗大ごみと化しました。だって明らかに保管できないし…。未だに作ったネタ銃の中では最大かもしれません。「動けない」というのもある意味画期的でした。(そんな画期的はいらん)
ボスニア戦で他にやった装備だとM163対空自走砲
などですが、どちらにせよロクな結果になりませんでした\(^o^)/オワタ
ひき肉製造機、あれはものスゴくインパクトありましたよ。
漢なら、ちまちま動かずドドンと腰を据えて敵を迎え撃つ。
そんな心意気(笑)に感動してました。
それに比べると確かに手足と頭が見えてると1/2に間違えられますねww
最初に見たときは「何てファミコンウォーズっぽい…」と思いました(汗
2マガジン撃つのにグリーンガス1本消費して
・・・実銃の銃身交換と同じだなあ・・・
エアコンプレッサー使って何万発も撃っていたら
ピストン部のスプリングが折れてしまい
・・・撃針が折れたみたいだ・・・
とよく妄想していました。
BB弾の発射性能というより反動とか発射音と少しの妄想を楽しむ銃ですねw
>ガスMG42
月刊GUN91年10月号にM45対空マウントにミニガン搭載して実射しているレポートがありますね。
コレクターがやっているので残念ながら4連装のうち1箇所しかマウントできてませんが。
おお、そうでしたか、その節はどうもでした~。撃たれる側はほんとに集中砲火でたまったものではありませんでした(笑)
■北大路主水さん
シートのリクライニングは分からないですねー、独軍の2cmFLAKなんかはとくにそういう仕組みはないみたいですが…。自衛隊ならこれを扱った事がある方がいるかもしれませんのう。
■神藤義徒さん
ですねw<同人誌 見た目とは裏腹にかなり重たくて、脂汗だらだらでした('A`)
■劣化ウランメッキ さん
まあMG42の燃費もM14EBRに比べるとかなり可愛いもんなので…('A`) ヒストリカルゲームだと弾をあまり撃たないので、余計に消費はあんまり気になりませんねえ。でも確かにモデルガン的ですねこれはw
>GUN誌
おお、それは私も持ってますね。確かアレがトレマーズ3辺りで登場したガンマウントと同一機種だったとか聞いた覚えがあります。