2009年04月08日
NV比較
先日、バトルシティに行ってきました。みなさんお疲れ様でした。
とりあえず的にNSPUを投入。昼間かよ、と言われそうですが、第一世代は暗いと見えないので…(存在意義が…)かといって真昼間も無理なんですけどね。肉眼で問題ない程度に暗いってのが一番です。(存在意義…)
フフ…見せてもらおうか!(ソビエト)連邦の暗視装置とやらを!
もげた。
「
おもてぇー、ヌスップ(NSPU)さんガンダリウム合金で作らなかったから重すぎたんだ…!いや、写真とかで
ロシアの兵隊はスコープの胴体持って銃ぶら下げるなんて凄いなあと思っていましたが、本体は充分過ぎる程頑丈なので、むしろスリングで吊る方が危ないってことでしょうか…(実銃はどうだか分かりませんが)ゴクリ…。 今回のトリビアはNSPUを付けたAKMはスリングスイベルもげるでした。
まあそれはともかく、ちょっと視界を比較してみましたよ。
撮影は近所の公園、夜21時くらいです。先に断っておくと、厳密な意味での比較にはなっていません。最近のモデルが最大の増幅率になるような環境化だと、第一世代の暗視管では真っ暗になって単にレティクルが光っているだけになってしまうためです。なんで「程よい環境」で比べられれば楽しいのでしょうけど、ちょっと思いつきませんでした…。それにしてもレティクルが腐ってるのが残念です。また、カメラがCMOSタイプのトイカメなんで少し暗めです。
NSPUは先端の遮光キャップを外しています。
見ると、時々真っ暗になっているのが分かるかと思いますが、これは増幅管の安全回路で電圧を下げているのではないかなあと思います(痛むのでやめましょうね)。光に対してかなり過敏で、ちょっと明るい物が視界に入ってしまうと即座に視界を落としてしまいます。数百m先の電車の室内灯で消えてしまうレベルなので、仮にサバイバルゲームで使ったとしたら、相手がフラッシュライトを持っていた瞬間ムスカになる運命です。
NSPUの写真を見ると、殆ど遮光キャップを付けているのですが、単純に保護目的というのもともかく、キャップを外すと過敏過ぎて使えなかったのではないかな?とも思えます。月でも当然見えなくなってしまいますし。推測の域を出ませんが…。視界の歪みは第一世代の増幅管特有のものと聞きました。サイクロップなんかも確かにこんな感じの歪みがありましたね。
これだけ見るとGen1もGen3も意外と明るさが変わらないような気がして恐ろしいです('A`) 第一世代のとっぽい暗視装置とかを売りつける人の広告能力の高さが窺い知れるとゆーか…。広告のキモは、比較している「新しい方」は決して増幅率を最大にして撮影したと言ってはいない事のよーな気がしますね。SUPER VISIONなんかもいつか見比べてみたいモノですー。
なんだか性能を貶めているようなので擁護すると、これは70年代のシステムであることは忘れてはなりません。また、運用方法もかなり違ったのではないかなと思います。現在の米軍などは非対称戦やらゲリコマが多いので目標の識別能力が高くないと困ってしまいますが、これの頃はまだ正規戦を想定して作った装置ですからねぇ。
それにしてもさすが旧ソ連製というか、インターフェイスが謎です。
なんで レティクルの左右調整だけ 前向きについてるの\(^o^)/ しかも左右だけはドライバーがないと回せないし…。ターゲット見ながら調整とかは絶望的です。
ま、この手の品物は性能云々というよりコレクション的な色合いが濃いので、あまり実用性がうんたらかんたら言うのも無粋です。ガンダムはなんで真っ白な上に二本足なの?とかどうしてぢたま某の漫画は週刊誌でも放尿するの?とか言われても、前者はカッコイイから、後者は先生のレゾンデートルだからとしか言いようがありません。こういうのもいいモンなんですけどね(´・ω・`)
重いと言えばH&KのG36kにまるでハンディカムのような大きさの暗視スコープ?を装着してあるのを見たことがあるんですが、NSPUのほうが断然カッコいいですね。
欲しいですが我が家にはマルイ製のG36CとG3SAしかなく似合わないこと間違いなしですorz
そういえば風の噂では一〇〇式をどこぞの会社でか知りませんがモデルガン化するそうな・・・
知り合いのPVS-2(正確には車両用のTVS-2)はかなり使用暦があるらしく
暗視画像が緑色というより黄色に近かった気がしますw
しかし実用はできなくはないなあという感じはしました。
第二世代のPVS-5を軍用電池(BA-5567/U)でなく同じ3V電圧のボタン電池(100均で売っているやつ)をアダプタかまして動かしたら
作動はしましたが明るいところでは動作が同じように不安定(暗くなる)になりました。
どうやら安い電池は電圧は同じでも電流値が低いので動作も不安定になるらしく
軍用電池規格を調べ秋葉原で同等のアンペア数のボタン電池を買って
使ってみたら軍用電池と同等に作動しましたね。
NPSUで使うオリジナルの軍用電池の規格は知りませんが
もしかすると実は安全回路でなく同等電圧でもアンペア数の高い電池を入れれば
もう少しキチンと作動するかもしれないですね。(第一世代は電気消耗も高いですし)
>左右調整
AKもアイアンサイトは左右調整がフロントでできますが専用ツールがないと駄目でしたね。
しかし
・照準規整の時点で左右をとっておけばあとは距離だけ変更すれば問題ない
・調整もミル、シュトリヒの入ったターゲットなら弾着を基準にクリックすれば
覗きながら調整する必要も無い
むしろ何かにぶつかったりと使用者の意にそぐわず左右の基本調整が狂う方が
問題と考えた作りとも言えますね。
私的には技術屋さんが作った試作要素がそのまま残ってしまい
融通が効かないという気がしますがw
■akr2kさん
おー、ではその内非圧縮CMYK形式で、レイヤ未統合A3サイズ800dpiくらいのフルカラー原稿をzipでw
■春告人さん
G36とかに付けるやつもかっこいいですよねー、旧ソ連系とはまた違った魅力に溢れてます。最近だとサーマルビジョンのPAS-10(だったかな?)なんかを付けたM14EBRとかもケレン味あって大好きデス。
>100式
CAWですね。旧タナカ製品のリメイク品との事で。
■劣化ウランメッキ さん
おお、確かにありえますねそれは…!<電池の違い
入射光量で抵抗値を変えてるんだとしたら、アンペア数の低いバッテリでは不安定になるというのも頷けます。おお、これは試してみる価値がありそうですね。ありがとうございますー、リチウムバッテリなんかでオリジナルのアンペア数に近いものを再現してみます。
>サイト
ミリブロなんで比較的ライトに書いてますが、非常にソ連の兵器運用が見える所ですね。左右調整に関しては仰る通り、アイアンサイト同様、左右調整の頻度を考えた結果だと思います。
レティクルの調整代が非常に大きい+簡単に回せるのは全く弾道特性の違う複数の火器に対応させるためのようで、上下調整の戦闘距離調整ダイアルは火器ごとに交換式になっています。これによってM43からRPGまで対応可能としているようです。この辺り、レティクルに最初から5.56mmと7.62mmのゲージを刻んでいた米軍とは対照的ですね。変な所で割り切らないというかなんというか、不思議な感じですが…。
ちなみに私のはこのダイヤルが複数入ってなかったのが悲しいのですが、どうもレティクルの射程ゲージから見るとドラグノフ用みたいです。東独モデルなので細かな仕様が違うか、もしくは適当な部品を組みつけられているかは謎ですが、東独で?という感じですねえ。