2010年05月18日

露製暗視装置




ロシアのナイトビジョンを買ってみました。

KAZAN製のBAIGISH-20というモデルで,海外のバイヤーがチェチェン紛争で装備していたと主張しているものです。AFP通信の写真があるそうな。

なにこれかっこいい!

でもまあほんとに使ってたかどうかは分かりません。というかこのNVD使ったらPSOPスコープ覗けない気がしますけどね。このあたりコンバットマガジンのグラビア商法の匂いがしない訳でもないですが,かっこいいので気にしないことにしました(分かりつつノッてしまうのもそれはそれで気持ちがいいものです)。ロシア装備でツノ生やせるって時点で素晴らしいです。


そもそもこいつは民間への市販がされていたモデルで,以前レビューした1PN34みたいな純粋な軍用NVDとは少し違います。私物かなあ…。どうやってヘルメットに固定してるのかも気になってたのですが,ストラップを限界まで伸ばしてヘルメットに被せているだけみたいで,力技にも程があります。


本体下部のつまみを廻すと,対物レンズの左右距離を調整できます。接眼レンズは動きません。対物レンズが動きます。なぜかはわからん。というか対物レンズ小さすぎませんかね,1cmくらいしかないし…。

性能は…まあ第一世代の単管モデルなので言わなくても分かると思いますが,緑色の透明下敷きと大差ない気がします。メリットはIR光を見れるくらいかなあ。IRイルミネーター必須です。どうも安全回路が組み込まれてないっぽい(明るいところでも動き続けちゃう)のも怖さを加速させます。Cyclop1Aですら安全装置入ってたのになあ…。

まあ軍隊で使うなら単に見なければいいだけなんでしょうが,Gen1増幅管の短かな寿命が来ちまったら管のおかわりが望めない我々民間人的には,この電圧が下がりきるまで保護のため明るいところにもっていけない,というのは結構めんどくさい特性です。


同じGen1でも1PN34あたりのウェポンサイトとはえらい違いです。

ま,いいや。今回重要なのは見た目なので見た目の話に移ります。現用ロシアってだけでもやってる人少ないのに,その上ヘルメットにツノが生えてたらムネキュン甚だしいワイ…


マウン・・・と・・・?


ゴクリ…
う…うむ…確かに接眼距離,上下,角度調整とか西側のヘッドマウント同様の機能が揃っておる…。いいのかこれで…。

固定方法ですが,ロックが存在しないのですが金具の淵がギザギザになっているので左右からネジで締めれば食い込んで固定できるだろという設計思想で作られており,遠くない未来にマウントアームが削れてぼろぼろになることは容易に想像できます。


もちろん跳ねあげておくことが可能。これをフリップアップといっていいのかどうかかなり疑問が残りますが,この状態でサバゲでは使うことになります。くはあーダサかっこええ…。

バッテリーは後ろに入るのでバランスはいいです。


ただなんというか充電器が悪夢的サイズ

どうしてこうなるんだ…

あとはロシアのウォーズマンみたいなヘルメットがほしいですなあ。実物は高額ですが,いつかゲットしたいところ。とりあえずでレプリカ…もあんまし出てないみたいなんですよね,バイク用のジェットヘルメットを塗ればいいのかな,これは…。


さて,今回これだけじゃネタ的に薄いのでロシアん装備とナイトビジョンネタで。
以前のブログ記事で6B23などのロシアのボディアーマーカバーをコスプレ用に買ったという話を書きました。

結構ロシア装備やる人は(そもそも数少ないですが)海外から直で買ってるんではないかなあと思います。で,先日たまたま家でナイトビジョンでこれらの装備を見たのですが,全く赤外線の反射を考慮してないことが分かりました。面白かったので写真撮ってみましたよ。

白っ
となりのACUは実物です。以前のブログで,実物のCRYE製マルチカムが,実は赤外線が主となる視界では白っぽく見えることを書きました。あれはウッド効果という,樹木の近赤外線反射率が高くて白っぽくみえることを考慮して,あえて反射特性が同じになるようにしているものですが,こっちについてはウッド効果とかじゃなくてナイロン生地に迷彩柄プリントしたファッション迷彩と全く変わりません。
 
コスパの縞ぱんブルマーと同等の迷彩効果といえます。(比較対象が最低)

市販されているアーマーカバーは「MAKET」の印刷が入っているので,多分市販品はミリタリーユースのものと処理が違うのではないかと思われますが…謎です。私は6sh112という現用ロシアのMOLLEベストも買ったのですが
 
そちらもやっぱり同様に真っ白けでした。こちらはMAKETのプリントもなく,テクニコンのタグもちゃんとついてるし,これじゃ対IR処理製品と無処理製品の区別つかないんじゃないの?と他人事ながら不安になります。

一番恐ろしいのはロシアの現用ボディアーマーは対IRを一切考慮していないというシナリオですが,21世紀の先進国のイクイップメントでいくらなんでもそれはなさそうですし…うーん,今度誰か軍用で使われてたアーマーを暗視装置で見させて下さい…。

ちなみにトイザらすの暗視装置とかも赤外線投光式なので,この手のブツは多分真っ白けに見えると思います。




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Posted by EXCEL  at 00:03 │Comments(0)装備品

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