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Posted by ミリタリーブログ  at 

2009年01月28日

痛銃と聞くと無痛ガンが俄然違う意味に聞こえる

 先週末からインフルエンザで半死半生といった感じでした。未だに少しふらふらします('A`)


 かなり昔に描いたラグーン双子。私は最初この人たちは金髪かと思って、金髪でおもいっくそ塗ったまま同人誌の表紙にしてしまい、金髪表紙のまま挨拶で広江先生に献本する事になってしまった時には正に生きた恥、ザ・生き恥といった感じでした('A`) BARの型番がどうのこうのと言っておきながら髪の毛の色が…ご覧のありさまだよ!

 さて。週末に使えればいいなーと思って引っ張り出してます。

 CAW版…ならカッコいいのですが、トイテック版の電動です('A`) 勿論弾が出る方ですね。CAW版ミニガンの原型になったモデルで、1993年くらいに発売されました。発表は1991年で、発表だけなら東京マルイの電動ガンシリーズより先行していたことになります。気が狂っとります\(^o^)/

 改良点は一通り聞きましたが、かなり耐久性が増しているようで羨ましい限りです。特にアキレス腱だった給弾周りがあれだけ強化されてるなら、トイテック時代は発表だけされて不可能だった毎分6000発モードも可能かもしれないですね。夢広がります。話を戻して、私のミニガンは当然ながら発売当時には買えず(というか1993年は私は小学生)、大学に入ってから中古で譲って頂きました。その後整備のコツが分かるまで壊すわ壊すわ、あまりにも短期間に部品注文をトイテックにかけたので(それも発売から10年以上経ってから)、トイテックの社長様から「ものすごい勢いでM134を壊している子が居ると聞いて」電話がかかってきました。\(^o^)/ヤリスギタ

 でもお陰で動かすコツは掴めたので、その後は割とノントラブルで作動しています。使いすぎて某みりさばの人から「日本で一番過酷な使われ方をしているミニガン」といわれました。ワーイ(´ワ` アホカリでは土砂降りの中M113の天井に放置し、全身のネジが茶色になったり、銃口からBB弾で無い何かを吹き出したり、バトルシティユニオンのベニヤの窓枠を回転バレルで削ったり、色々やってますが意外と壊れないですね。(殆ど実験状態)

 確かに金属疲労で破損したパーツを大学時代の後輩にお願いしてフライスで作り直してもらうなどはしましたが、そういうヘヴィな故障以外は整備にさえ気を遣えば殆ど問題ないですね。


 私のはバッテリーケーブルがオリジナルのが貧弱だったので、工場用の二芯ケーブルに交換しています。

 ミニガンは容量の大きなケーブルを使わないと回転数が極端に落ちてしまうので注意です。実は容量のしょぼい、安物の普通自動車用ブースターケーブルクラスでもダメな感じです。


 バッテリはさすがに昔のものは死んでしまったので新しいシールドバッテリにしています。魚群探知機用として売っていたもので、12V、17000mAh。要するに17Ah。このバッテリー単体で6kgくらいあるので、背負うと椎間板ヘルニア製造マシーンにかけられた気持ちになれます('A`) バッテリーの容量が半端ではなく、私は配線をいじってる最中にうっかり電気溶接まがいの状態になり、実物フィーダーに風穴を開けた事があります('A`) こえーシールドバッテリーこえー


 これがミニガンのモーターです。「洗濯機のモーター」や「トラックのスターターモーター」などといわれますが、まあそのくらい大きいという事です。モーター単体で3kgあり、前述の通りトイテックの社長様(※このM134の設計者でもあります)曰くスターターモーター系列のものではあるようで、このモーター普通車を動かす程度の能力(※東方ジャンルの人をちょっと意識した風に言ってみた:EXCEL)…との事でした。そのくらいパワーがあります。


 この辺りが寸法上の残念な所です。アモシュート(フィーダー)の実物が付かないんですよね。・゚・(ノД`)・゚・。 構造はリアルなのですが…マガジン固定の方法はまんまフィーダー固定具と一緒で、2つのピンで留めるようになっているんですが

穴の大きさが違うので入らないんですねー。ここも修正されていれば神!だったのですが、まあさすがに金型の大幅修正になってしまうので無理というものです。ただフィーダーはミニガン本体よりも入手に時間がかかったくらいでして、やっとこさ入手したら付かないというのはなかなか泣けました。

 下のは実写シーンです。これはバトルシティユニオンに持ち込んだ時のもの。短いですが。



 次は八王子IBFですね。最初はWAのM4を使っているシーンが入ります。FLV形式なのでご注意をば。



 強烈な発射音からとても最強なウェポンのイメージを持たれる方は多いのですが、見た目的にも実像的にもサーカス団の先頭を歩く象以上の何者でもなく、射手は敵を見るというよりミニガンに壊れる予兆が無いか見守る係といった方がニュアンスは正確です。ラピュタで言うと常に「ママ~エンジンが灼けちゃうよいォォォ!」と叫んでいる感じです。

 CAW版はそのあたりかなり無頓着でもOKみたいなので、新型M134がフィールドを闊歩するようになったらいよいよ私も立つ瀬が無くなってくるというものです(・∀・; ちなみにバレルが短い事を気にしている方が結構いるみたいで、私もやっぱり長い方が好きなのですが、ミニガンのインナーバレルって実はオリジナルの段階からあのショートアウターくらいまでの長さしかなかったんです。バレルユニットが回転するので、あれ以上インナーバレルがあると回転するバレルが弾道に悪影響を与えてしまうそうで。

 で、インナーバレルをCAW版ミニガンのアウターの位置辺りでぶったぎっている訳です。ただアウターの筒の中を弾が前進する時も、回転するバレルの接線方向へ速度を持ちながら発射される関係上、ビミョーにアウターバレルが弾道に悪影響を及ぼしているらしいです。ほんとにぎりぎりらしいですが。

 だから実は余計なアウターバレルの無いショートバレル(=CAW版ミニガン)の方が集弾性能は良いそうですよ。そんな訳もあって当初トイテックでもショートバレルの別売予定はあったみたいです。なんでCAWのはサバゲーマーの事を考えて短いのを出したのかなあ…と…ミニガンの時点でゲーム向きじゃない気もしますけども('A`;    


Posted by EXCEL  at 21:47Comments(5)トイガン